サラリーマン定年と老後を考える

シルバー世代への応援歌
如何にして生きるのか? 人生とは? 幸せとは?
超高齢化社会の到来とともに今現代日本で起こっている諸問題を考えます。
老後破産、老後難民、下流老人、孤独死、放置死、熟年離婚、人間関係の希薄さはどうして起こるのか? いったいどう対処すればいいのか? どのように生きればよいのか? 釈元浄が独特の感性で切り込みます。

サラリーマンと最後の一歩

サラリーマンとは弱さだ
サラリーマンとは弱さの裏返しだ
どんなにいきがったサラリーマンでもどこかで何かに縛られている
それが透けて見える
サラリーマン相手には最後の一歩が踏み込めない
サラリーマンがどんなに大きなこと言ったところで、逆に安っぽく見えるから不思議だ
サラリーマンとは可哀想な生き物である
サラリーマンをいくら極めたところで
所詮サラリーマン世界での狭い範囲でしか通用しない
広い世界では何一つ通用しない、何の武器にもならない


サラリーマン社会を飛び出して世の中に出て勝負しようではないか
男として本当の強さを手に入れよう
誰にも何にも縛られず、鎖に縛られずに生きよう
会社の業績ではなく、裸の男として一対一の勝負に出ようじゃないか


男なら男道
顔で笑って心で泣いて
燃えて生きよう男道


自営の男はどこかが違う
サラリーマンとは心構えが違う
顔つきが違う
価値観が違う
自営の男はカッコいい、女によくもてる


業績業績、売上売上、馬鹿じゃないの
ほれ課長だ、ほれ部長だ、ブロック長に、統括部長、馬鹿じゃないの


辞めてしまえば何も残らない砂の城
俺も昔は誰よりも売上を上げていたのだと吠えたところで
誰も聞いていない
そんなことはどうでもいいのだ
あなたはサラリーマン以外の何が出来るのか?
興味あるのはそれだけだから
可哀想な男たち
その狭い会社の中でしか通用しない男たち


しかしいつまでたっても這い上がることのできない男たちよりはマシだから
女たちもそう思っているから
金もない、安定もない、男たちよりは正社員のサラリーマンのほうがマシだわと
這い上げる自信のない男たちはサラリーマン社会に行き場を求める
それも仕方のないことなのかもしれない
今の世の中、落ちてしまえばどこまでも落ちてしまうから
何も持っていない男たちが世間の荒波に放り出されたならば
99.9%這い上がれない
自分の持っているものを信じて這い上がろうとして初めから努力を重ねる男たちでもなかなか這い上がれないのだから
這い上がれるのは一握りの男だけ
現実が非常に厳しいのは世の常か
それでもごく僅かの一握りの男たちは立派に這い上がって見せる
自分の持っているもの与えられたものを最大限に利用して
出会いと別れを上手く立ち回り、運さえも味方につけて
立派に這い上がる
世の中が見えてきたら、ちくわのように
先が見通せるようになったら
まず自分が変わる
自分が変われば人生が変わる
その為にはまず自分を変えること
そうすれば少しずつ先が見通すことの出来るようになれる
先の見通すことの出来る男には、人も集まってくる
磁石のようにいろいろな人がくっ付いてくるから
男も女もくっ付いてくるから
益々世の中が見えてくる
先の先まで見えるようになってくる


素晴らしいお墓……
 歴史と自然、見晴らしの個別区画型永代供養墓です
1区画30万円で墓石込、4寸骨壺8個ご霊体まで納骨可能
家墓としてご家族ご夫婦だけでの入墓可能
その後の年間管理料、檀家料等一切の費用は掛かりません


伊賀の里自然墓苑個別永代供養墓
http://iganosato.com/
lmg0806@outlook.com
 伊賀阿弥陀堂 堂守役僧 釈元浄

サラリーマンと出世

サラリーマンは狭い範囲の人にしか認めてもらえない
ごく限られた人間の利益だけの為に仕事をしている
出世しようがしまいが同じことだ
その人間が満足させられるのはごく数人だけだ

男の野望は如何に多くの人間に影響力を持てるかだ
大人数になればなるほど満足度合いが増す
会社社長の葬儀に数百人の人間が集まるのと同じだ
影響力が社長と従業員とでは雲泥の差がある
雇われ人、宮使い、使われ人ではたかが知れている
これからサラリーマンはダメだ
安定もしていない、給与も増えない、終身雇用でもない
いいことは毎月決まった日に決まった額が銀行口座に振り込まれること
それで女房が喜ぶ、女房がホット安心する、それだけの話だ
しかしお金のかかる子供を抱えている家庭では、それはそれで大切なことではあるが
夢と野心とは違う
また野心と野望とも違う
無能を装い、忠誠心を見せつけ、運よく上り詰めたと思ったら
終わりを迎え、放り出される
ちんけな肩書きと無能と忠誠心しかとりえのない男たちが、ちんけな肩書の付いた名刺さえ取り上げられ、裸同然で世の中に放り出される
それが定年だ
家の暖かなベッドで寝ていた男たちが、今夜から公園のベンチで寝ろと言われたようなものだ、だが一応家の暖かなベッドは残ってはいるが、もしかしたらその暖かなベッドを守るために、人生を捨て頑張ったのかもしれない
しかしそれははかない妄想でしかないのだ
そのうちに病気にでもなれば、病院のベッドに追いやられてしまうし妻も家に戻った男の世話をいつまで焼いてくれるか疑問だ
男たちの末路は目に見えている
OB会で昔の部下に見栄を張るのが関の山だ
何も出来ないし、何も持っていない
今まであったものを何もかも失くしてしまう
わずかな退職金とグチグチ文句を言われながらも古女房が残ってくれればまだましだ
定年を世間でパッピーリタイヤと言うのははなはだ疑問だ
今までの会社人生をすべてリセットして
やりたいことに夢中になれる人間はまだ幸せだが
しかしやりたいことは知れている
旅行に行くとか山に登るとかゴルフするとか
絵を描くとか料理を習うとか
女房と一緒に田舎暮らしをするとか
所詮その程度だ
どれもすぐに飽きるし所詮趣味の世界である
その年から始めてもたかが知れている
野望には到底届かない


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老後のあなたの手

(黄昏の詩集)
落ちていく、落ちていくすべて落ちていく
滑り落ち、滑り落ち奈落の底に
私は必死に両手を差し伸べた
あなたの手を握りしめ
離しはしない、死んだって


地獄の底までついていく
離しはしない、死んだって


緩やかな階段も、急な登り坂も
わたしは同じスピードで歩くだけ
声をあげたらあなたどんな顔して近づくの
それとも知らん顔して離れていくの


夢を見たなら忘れない
あなたの笑顔忘れない
隣の安らかな寝顔だけ
あなたの笑顔忘れない
隣の安らかな寝顔だけ
抱きしめて、抱きしめて、生きていけるから


平穏無事に過ぎていく日々の中
裏腹な心だけ
胸を痛めて泣いています


木立にそよぐ風の中
心地よい想い出も
涙にぬれたあなたへの愛


いたたまれない心抱いたまま
わたしは忘れ去る、すべての昨日を捨て去って
明日に希望の光を見つけたならば
少しずつ少しずつ、ゆっくりと歩いていくから
少しずつ少しずつ力をもらって力を与え
少しずつ少しずつ愛に飢えては愛を与えながら


わたしはきっと立ち直る
あなたの想い出抱いたまま
あなたの想い出笑いながら話せるようになるまでは
心に傷を負ったまま
絆創膏を張り付けて
わたしは背筋を伸ばして
明日を夢見て、明日の光を信じながら
いつかきっといいことが降りかかる
明日はきっと私の味方
明日はきっと私の味方
もう一度、もう一度
笑って過ごせる明日が来るまでは
わたしはきっと挫けない


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