サラリーマン定年と老後を考える

シルバー世代への応援歌
如何にして生きるのか? 人生とは? 幸せとは?
超高齢化社会の到来とともに今現代日本で起こっている諸問題を考えます。
老後破産、老後難民、下流老人、孤独死、放置死、熟年離婚、人間関係の希薄さはどうして起こるのか? いったいどう対処すればいいのか? どのように生きればよいのか? 釈元浄が独特の感性で切り込みます。

サラリーマンの定年後5

【サラリーマンの定年後5】
 サラリーマンは現状60歳定年が多い、65歳までは同じ会社で働けるが再雇用制を採用している会社がほとんどだ。それでは再雇用となるとどうなるのか。60歳定年時役員にでもなっていなければ、再雇用となりやっていることは同じでも収入は現役時代の6割まで減少する。手取りで50万もらっていた人が6割の手取り30万にまで減少、そして役職が無くなり役職手当まで減収となる。ということは定年再雇用での収入は手取り25万から20万にまで減収される。会社の規約によっては15万円と言うとろまである。確かに責任感はなくなり気楽にはなるが自分より年下の昔の部下が上司となりア~だ、コーだ、と指示してくるようになる。それはわかりきった当たり前のことなのだ、上司の最大の仕事は年上だろうが元上司だろうが仕事の指示と監督なのだから。中間管理職はそれをすることで会社から給料が支払われるのだ。だが昨今はコロナでテレワークが増え上司の部下の指示監督の仕事もだいぶあいまいにはなってはきているが。そしてほとんどの定年再雇用者は35年の住宅ローン残を抱えている。おそらく73歳ぐらいまではほとんどの会社員が残しているのではないだろうか。退職金で繰り上げ返済してしまえばいいからと思っていたと思う。確かに退職金は出たが思っていたほどは出なかった。会社員の退職金は10年前と比べどの会社も一律で減額されてしまっている。退職金で住宅ローン残を返却すれば退職金がなくなってしまう。まあ貯金もあるにはあるがまだ大学に通っている子供がいるので思うような額は貯まっていない。むしろ50歳後半から60歳前半までが一番お金がかかる年代、貯金があまりできていない方が当たり前だ。そうなるとかけなしの退職金を住宅ローンに使ってしまうわけにはいかない。急な出費がいつなんどき起こるのかわからない。ある程度のキャッシュは持っていなければならない。すると手取り25万~20万の中から住宅ローンを払いその他の生活必需の固定費を払う。そうするとどうなるのか、手元には残10万円~5万円ぐらいしか残らない。夫は再雇用でも一応現役だ。会社での付き合いもある。気晴らしに安酒を飲むことも必要だろう。小遣い5万円は欲しいところだが、とてもとてもそんなに夫の小遣いに渡せないせいぜい2~3万だ。還暦を過ぎた現役の会社員のおっさんが高校生並みの小遣いで5年間しのがなくてはならない。そして毎日定年前と同じように出勤して残業して年下の上司に指示をされる毎日は苦痛でしかない。そんな生活が5年間も続くのだ。65歳になれば年金支給が始まるようやく悠々自適のせいかつかと思っても決してそうではない。年金額も年金法改正によってよくわからないが減額されている。思ったより大幅に少ない。今のサラリーマンは10年前のサラリーマンに比べて明らかに老後資金下減額されているのだ。退職金だけでおおよそ500万円の減額、年金も毎月5万円は減っている。平均で手取り16万から18万これが中堅企業の年金だ、また引かれる金が増えたことも大きい、明らかに社会福祉税金の増額だ。ようは給与からの天引き額が増額されているのだ。今の50歳代以上のサラリーマンには受難の時代、悠々自適からは程遠い貧困の老後が待っているのだ。なぜなら3重苦、4重苦が待ち構えているからだ。
1, 定年再雇用制度で給与手取り額が大幅減となる。
2, 年金受給年齢が65歳からとなる。65歳までは無年金。
3, 退職金が減らされている。10年前と比べて約500万円減。
4, 年金が減らされている。10年前と比べてもらえる額は約5万円減
5, 晩婚化で60歳を過ぎても子供の教育費がかかり続ける。
6, 35年ローンで住宅ローン返済がおおよそ73歳まで続く。
7, 毎月の夫の小遣いは月3万円、それでも毎月の家計は赤字で退職金の取り崩しをしなければ間に合わない。
8.月の小遣い3万円では今まで通りの付き合いもできない。思わずアフター5の付き合いを断る回数が増えた
10.私は今まで一体何の為に働いてきたのか。悠々自適の老後を夢見て働いてきたのでは
ないのか、私はいったいどこで間違ったのか、このままでは死ぬまで働くか、
死ぬまでひっそりと息をひそめて節約生活に徹するしか生きていく方法はないのか


【伊賀の里自然墓苑/滝仙寺】
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